neuしゅてるん☆210

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プロフィール

しゅてるん

Author:しゅてるん
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104

四捨五入すると
「60」
になる齢
となります。
(アラ還、だな・・)

白髪が増えました。
(でも毛染めはしない・・)

歩く速さが
ゆっくりになりました。
(心ノ臓がバクバクするので・・)

一日に
たくさんのことが
できなくなりました。
(これは前から、か・・)

固有名詞などを
肝心なときに
思い出せません。
(昨日の献立も
 もちろん瞬時に
 思い出せない・・)

重いものが
持てなくなりました。
(力自慢だったのにな・・)

人生のゴールが
ちらりと
目のはしっこに
見えてきました。
(あぅ・・)

若い人たちが
キラキラ輝いて
まぶしいです。
(幼子などはもう
 光そのものだ・・)

欲しいものや
やりたいことは
ほんの少しに
なりました。
(欲望という名の
 油分は大事さね・・)

「ベルリン天使の詩」
にでてくる

ビルの屋上
なんかの
高いところに
座って


人間世界を見つめる
天使
のような
気分

増してきました。

そもそも
そういう傾向は
あったのですが

人間世界の
はしっこのほうで
傍観
している感じ。

あまり積極的に
現実とかかわって
いない

いや
かかわれない

いや
かかわりたくない

いや
なんとなく
ただ見ているのが
好きなのでしょう。

雨の降る
土曜の午後に
ひとりで
本を読むのが
しあわせだった
女の子は

半世紀たっても
やっぱり
本の頁を繰る
ように
世界を見つめている
わけなのです。
(ちょい、飽きてきた・・)

この世の
あらゆる不思議な
ことども

ことを
思索しながら

もう少し続く
であろう
この旅を
歩いてゆきます。

生まれた日
10月4日は
数字のごろ合わせで
「天使の日」
だそうです。


今日の元気度
夏からの虫歯治療が
まだ続いています。
オバサンになっても
歯医者はイヤじゃのぅ。
7クララ

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てっちゃんと私

夜、
床に就いた
とたんに

てっちゃんがむせた。
(脳梗塞の後遺症で
 むせやすい)

ひとしきり
むせたあと

「ごめんね」
と言った。

てっちゃんが
脳梗塞で倒れてから
はじめて耳にする
「ごめんね」
だった。

てっちゃんは
失語症だから

もしかすると
「おやすみ」
と言ったつもり
だったのかもしれない。

それでも
「ごめんね」は
寝室の暗闇の中で
じんわりと
沁みた。

てっちゃんが倒れてからの
この5年間のすべてを
包み込むような
「ごめんね」
だった。

窓の外の
ナナカマドを見て
思うに

2本の木が
互いによく育つには
その幹と幹との間に
適当な距離と空間が
必要だ。

てっちゃんが
どんなにむせても
ことばを言い間違えても
実際のところ
私はほとんど何も
してやれない。

2本の木は
互いの葉や枝が
風にそよいで
ふれあっていて

土の中では
互いの根が
もうどちらの根だか
わからないように
なっているだろう。

てっちゃんと
私も
そんなふうであったら
いいなと思う。

今日の元気度
ゆうべはひさしぶりに
フリージャズのライブへ。
てっちゃん、
楽しそうだったなぁ。
1ハイジ

あかいみとはね

自分の望んでいるものが
何なのか

案外わかっていない
ものなのかもしれない。

ふいに
あるもの(こと)が
目の前に差し出されたとき
やっと気づく
ものなのかもしれない。

昨日の朝

ベランダに
ナナカマドの朱い実が
三粒

小指ほどの大きさの
薄茶色の
小鳥の羽が
一枚
ありました。

きっと
私がまだ
眠っていた
早朝に

窓の外で
小さな
物語が
編まれたのでしょう。

それらのgiftは
すべてが
掌にのってしまう
ほど
ささやかなもの
ですが、

秋の金色の
光を浴びて

なんて
完璧なのでしょう!

また
数日前には
夕暮れ前の空に
虹がかかりました。

あるいは

過ぎていった日々の
大切な思い出の中に
在った人たちからの
音信が続いています。

その人たちと
再び出会い
共に
今という時間を
紡いでいける
というgift。

たしかに

こうして
差し出されてみると

どれも
私のたましいが
ほんとうに
のぞんでいたこと
だったと
思うのです。

だれが
それを
知っていた
のでしょう。

だれが
それを
贈って
くれたのでしょう。

今日の元気度
夏から秋冬への
衣替え作業で
忙しいこのごろ・・
1ハイジ

黒い雨

夏が巡ってくるたびに
井伏鱒二の
「黒い雨」を
読んでいた
武田百合子。

てっちゃんが倒れた
ばかりのころ
武田百合子の
「富士日記」を
読んでいた。

何気ない日常が
たんねんに
淡々と
記されている。

この日記を読むと
心が安らいだ。

さて

1925年生まれの
百合子は
どんな思いで
「黒い雨」を
読んでいたのか?

なぜ
毎夏
この本を
読んだのか?

私も
ときおり
夏がくると
「黒い雨」を読む。

今年の夏
数年ぶりに
読みました。

今まで読んだうちで
いちばん読むのが
きつかった。

原爆投下から
72年。

”リトルボーイ”
と名付けられた
原子爆弾が
エノラゲイ号から投下され
広島の街は
どのような惨状を
被ったか・・。

心理学用語における
”否認”という言葉

:苦痛や不安を避けるために
 現実を認めなかったり
 あるいは
 無意識に無視する
 という心理的防衛機制をいう

どんなに月日が
たとうとも
心の目をそらさずに
私はなんどでも
「黒い雨」を読もう。

2017年現在、

否認しなければ
身も心も
もたないような
ことだらけ。

それでも、
この世に生きている者の
責任として

何が起きているのかを
できる限り
見届けたい。

空には
うろこ雲が浮かび
秋の気配です。

早朝に降った雨にも
微量ながら
放射性物質が
含まれていることでしょう。

今日の元気度
今更ながら
井伏鱒二の偉業に
頭が下がる思いです。
8クララ

5年。

昨日の朝、
Jアラートなるものが
警報を出し

「頑丈な建物や
 地下に
 避難してください」

って
書いてあったけど

我が家の場合、
”急いで逃げる”

できない話し
なのである。

(クルマないし、
 てっちゃんは走れないし。)

もしものときは
できるだけの対応を
するつもりでいるけれど

ダメなときは
ダメだし、
助かるときは
助かる。

そこは
天のはからいに
ゆだねます。

8月の終わりを
迎えるたびに

いや、
年中何度も

てっちゃんが
脳梗塞で倒れた
未明を
思い出す。

明日で
まる5年がたつ。

実感としては
10年な感じ・・。

無我夢中を超え
悲しみや怒りを超え
とまどいを超え

今に至る。

てっちゃんと
共に

みんなの励ましに
支えられ

大雪山系を
踏破して
今は
ふもとの温泉で
ひと息ついている
ような
心もちである。

一日一日を
積み重ねて
5年間

ここまで
これたこと

てっちゃん
よくがんばったね!

わたしも
がんばりました。

そして
みんなに
ありがとう!!

今日の元気度
Jアラートを
使ってみたかったんだね~。
現代版の空襲警報・・。
日米あげての茶番劇に
うんざりっす。
9クララ

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